消える「東京」 三菱UFJ銀行に行名変更

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   三菱東京UFJ銀行は2018年4月1日、「三菱UFJ銀行」に名称を変更した。

   行名変更は、2006年に旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が合併してから初めて。持ち株会社の「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」と冠を合わせ、グループの一体経営を進める。

「東京銀行」...... 日本の国際金融に貢献

   東京銀行は、1946(昭和21)年の設立。戦前の横浜正金銀行の事業を引き継ぎ、普通銀行として新たに発足。1954(昭和29)年公布の外国為替銀行法に基づき、日本で唯一の外国為替銀行となり、戦後、世界で有数の貿易銀行として日本の国際金融に貢献した。

   1996(平成8)年4月に三菱銀行と合併して「東京三菱銀行」。2006年1月には、東京三菱銀行とUFJ銀行が合併して「三菱東京UFJ銀行」となった。

   全国の支店や支社、出張所515拠点で、4月1日までに掛け替えられた看板には、「東京」の名は消えた。支店の行員らは、振込用紙など備品の準備を進め、2日の営業に備える。

   なお、英語表記は「MUFG Bank」に統一する。

   同行の銀行名をめぐっては、「長い」「面倒」などといった声が少なくなかった。

「三菱UFJ銀行」の行名変更に、インターネットの掲示板などでは、 「『東京』ってついたらローカル臭するからな。とるのは当然だろう」
「もっと短く! いっそ三菱銀行か、UFJ銀行にしてくれ」
「『菱』の字書くのめんどくさいから三和銀行でいいぞ。『三』が三菱の『三』なw」
「Bank of Tokyo さようなら」
「まだ長い。『三』銀行とか、『M』銀行にすれば ※今日はエイプリルフールです」
「仕方ない。まぁこうなることはわかっていたはずだけどね。吸収合併とは非情なもんだよ。最後は三菱銀行です」

といった声が寄せられていた。

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