ヘルプマーク「転売」後絶たぬ事情 「取りに行けない」難病当事者がフリマアプリに...

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メルカリ担当者に取材すると...

   こうしたヘルプマークの売買を止める要請に、フリマアプリ側はどう対応しているのか。

   日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリ(東京都港区)の広報担当者は、J-CASTニュースの取材に「ヘルプマークに付きましては出品禁止物ではありません」と説明。その上で

「譲渡・転売禁止の商品として権利者からの要請があった場合、削除という対応を取ります」

と明かした。

   一方、マークの売買について渋谷さんは「都民の血税で東京都がデザイナーに依頼してここに至るまで2012年から7年の歳月、PRや維持にも多額の税金が使われていることなど、まったく考えていません」と批判している。

「欲しい人たちがいて、手に入らない人たちがいるということだけで、手軽に出品していることが多いと思います。フリマアプリやハンドメイドサイト、オークションサイトの会社側で規制していただきたい」

   まだ詳しい時期など未定だが、全国ヘルプマーク普及ネットワークは、ヘルプマークを取りに行けない当事者のために、郵送による無償提供のキャンペーンを企画しているという。

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