サッカー日本代表FW本田圭佑(メキシコ1部・パチューカ)が、2018年3月の欧州遠征2試合を終えてから初めてツイッターを更新したところ、続々とエールが寄せられた。
欧州遠征は1分1敗という結果で終え、散漫な試合内容を含めサポーターも大きく不安を募らせた。ただ、本田は比較的チームに貢献していたと感じたユーザーが多かったのか、ツイッターには「今の日本代表には必要」といった声が多い。
「良いプレーが出来なかったことには必ず理由がある」
本田は30日、
「勝てなかったこと、良いプレーが出来なかったことには必ず理由があるわけやけど、改善する為の魔法はない」
とツイッターに投稿した。
欧州遠征は23日のマリ戦を1-1、27日のウクライナ戦を1-2と勝ち星なく終えた。それぞれ「仮想セネガル」「仮想ポーランド」と、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)で戦う2チームを想定したが、決して良いイメージを作れたとは言えない。だが本田はツイッターで、
「どんな状況であるにせよ、一番厄介な敵が自分自身であるという事実は変わることがない」
としており、迷いがなさそうだ。
本田はマリ戦に後半途中から、ウクライナ戦に先発と両試合に出場したが、得点はできず決定的なシーンも演出できなかった。ウクライナ戦終了直後からインターネット掲示板では「本田はもう代表にいらない」「駄目すぎて話にならん」という声があがったが、チーム全体として消極的でチグハグなプレーも多く、「劣化した本田がマシな程度」「下手くそすぎて誰もボール保持が出来ないんだから本田は必要だわ」といった声も少なくなかった。