「隠ぺい体質は消えたわけではない」
また、志らくさんは3月29日の情報番組「ひるおび!」(TBS系)で「相撲道を真っ当にしようと戦っていた親方が巨大組織に飲み込まれて結局、こういうことになった。組織人としてはやり方が間違っていたから、処分を受けることは仕方ない」とコメント。続けて
「貴乃花親方は相撲道を真っ当にしようと思う信念は変わっていない。間違っていると思う相手に頭を下げなくてはいけないのは屈辱だが、ものすごく勇気のいること。評価すべきことだと思う」
と持論を展開していた。
ただ、志らくさんはその上で「元々は相撲協会で暴力事件が起きて隠ぺいした事実があって、それがどこかに飛んでいる。隠ぺい体質とかは消えたわけではない」とし、相撲協会に「隠ぺい体質」が残ったままだと説明。
貴乃花親方は今回の謝罪で「自分ももう1回、心を引き締めてやらないと改革どころではない、と気づいた」との見方を示し、
「他の親方たちが調子に乗って鬼の首とったように『この野郎』と言っていると、また暴力事件が起きた時にどうするんだ、という気がする」
と疑問を呈していた。