第三者の検証委員会での調査を主張
「そもそも衆参合わせてたった4時間の証人喚問、無理があると思います。私もたった5分しかありません。本来この予算委員会、北朝鮮情勢が動いている、北のトップが中国に行っているかもしれないという情勢の中で、米中貿易摩擦もあります、外交問題もやらなきゃいけない。重要法案も、何より予算も審議していかなければならない中で、こうした短時間の予算委員会、絶対無理だと思います」
さらにこう提案もしている。
「別の場に、わが党いつも主張しています、特別委員会なり第三者の検証委員会を設けて、佐川さんに来ていただいて、国民の皆さんは明らかにしてほしいと思っていらっしゃる案件ですから、委員としても国会としてもやっていかなければいけないと思います」
そのうえで「ご本人として、最後、率直に国民の皆さんにお話ししたいことをお話しください」と促し、佐川氏は「行政の信頼を揺るがすようなことになりまして、本当に国民の皆様に大変申し訳ないと思います。お詫び申し上げます」と頭を下げた。佐川氏の証人喚問は終わった。
質問者たちの中でも異彩を見せた丸山氏には、ツイッターで、
「丸山先生の質問時間は5分だったが、この発言が今回の証人喚問で一番重要な内容だった。予算と外交は大事」
「ようやく前向きな提案が出た」
「全くもって正論」
「当然のことなのですが、誰も言い出す人がいない中、よく言ってくれました」
といった声があがった。だが一方で、
「佐川氏の証人喚問。締めの悪さが際立っている。維新の丸山だっけ?やめてくんない、ガッカリ感満載」
「丸山さんも期待外れだった」
「予算委員会でやることに意味がある」
と不満の声も漏れている。