実写版「銀魂」などの作品で知られる映画監督の福田雄一氏(46)が2018年3月27日、フィギュアスケートの羽生結弦選手について書いた雑誌コラムで、本人やファンを「悲しい気持ちにさせた」として、ツイッターで謝罪した。
問題となったコラムで福田氏は、羽生選手が個人的に「苦手」だとして、その言動について「恥ずかしい」などの持論を展開。こうした意見に、羽生選手のファンから「ただの悪口」「大人げない」などの批判が寄せられていた。
「個人的な感想として読んでほしい」
発端となったのは、週刊現代(3月10日号)に掲載された「氷上のプリンスに物申す!」というタイトルのコラム。その中で福田氏は「個人的な感想として読んでほしい」と前置きした上で、羽生選手について「苦手です」と切り出した。
福田氏は、カメラの前やリンク上での羽生選手の言動について、「自分の世界」に入っているように感じる、との持論をコラムで展開。「『わああああ、恥ずかしいっ!』って目を覆ってしまう感じ」を抱いてしまう、などとも書いていた。
また、翌週(17日号)のコラムでは、羽生選手に関する前回のコラムで周囲から「叱られた」として、
「いや、違うんです。羽生くんは素晴らしいアスリートなんです!だから、ダメ人間の僕からすると気後れするという話なんです」
と、冗談めかしながら釈明していた。
こうした福田氏のコラムは、羽生選手のファンの間で話題に。ツイッターやネット掲示板には、
「福田雄一さんのコラムあれただの悪口だよ」
「福田雄一監督の大人げない感性にはがっかり」
「羽生くんのファンはあんまり気分良くないな(略)個人的に苦手なのはいいけど居酒屋で話しててくれ」
などと否定的な意見が複数出ていた。そのほか、福田氏のツイッターに直接リプライ(返信)する形で、「酷い」などと訴えるユーザーの姿もあった。