佐川氏証言拒否は「不可思議」か「全然おかしくない」か 立民・福山氏VS北村弁護士の場外乱闘

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   立憲民主党の福山哲郎幹事長がテレビ番組で、決裁文書改ざん問題で証人喚問された佐川宣寿・前国税庁長官の答弁を「不可思議だった」と批判したところ、北村晴男弁護士が反論する場面があった。

   福山氏は2018年3月27日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)に中継をつないで生出演。同日午前の参議院での証人喚問を振り返るなかで、スタジオの北村弁護士が口を挟んだ。

  • 福山哲郎幹事長(2017年10月撮影)
    福山哲郎幹事長(2017年10月撮影)
  • 福山哲郎幹事長(2017年10月撮影)

「すべてお答えになりませんでした」

   学校法人・森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題で、売却時の同省理財局長だった佐川氏。証人喚問では、注目された「いつ誰が改ざんを指示したか」などの経緯について、「私は捜査の対象であり、刑事訴追を受ける可能性がございますので、答弁を差し控えさせていただきたい」と発言を避ける場面が目立った。一方、安倍晋三首相や麻生太郎財務相といった政治家が書き換えを指示したか問われると、はっきり「ございません」と否定した。

   自らも質問に立った福山氏は「グッディ」で、「正直に申し上げて、(佐川氏は)何も答えなかった。改ざん文書について、誰がつくったか、何の目的でやったか、いつか、すべてお答えになりませんでした」と不満をあらわにした。さらに、

「経緯について、『自分は刑事訴追のおそれがあるから答えられない』とおっしゃっているのに、一転、改ざん文書の官邸や総理や大臣の関与について聞くと、それだけは明確に『ありません』とおっしゃる。それも経緯のひとつなので、答えられないというのが筋なのですが、そこだけは答えるという、非常に不可思議な喚問でしたね」

と批判した。

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