スキージャンプ女子の平昌五輪銅メダリスト、高梨沙羅選手(21)が2018年3月24日、ドイツ・オーベルストドルフで行われたワールドカップ(W杯)個人第14戦で優勝し、男女を通じて歴代最多のW杯54勝を達成した。
1回目で100.5メートル、2回目で96.5メートルと、いずれもK点越えのジャンプで合計227.1点。平昌五輪金のマーレン・ルンビ(ノルウェー)、銀のカタリナ・アルトハウス(ドイツ)らを破り、今季初勝利をあげた。17年2月以来13か月ぶりの1勝で歴史に名を刻んだ。
これまでの歴代最多勝利は、男子のグレゴリア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が14年12月に達成した53勝だった。