中居正広「SMAP時代」思い出したか 2年前に教えて欲しかったリーダー論

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   俳優・大泉洋さん(44)が所属する北海道発の演劇ユニット「TEAM NACS」が出演したテレビ番組で、リーダーの森崎博之さん(46)が語った「リーダー」論がツイッターで反響を呼んでいる。

   「2年前に教えてもらっていたらなあ」。番組司会者のタレント・中居正広さん(45)がそうコメントし、解散した「SMAP」のファンが「SMAPと重なる事が多すぎ」などと反応した。

  • 中居正広さん(画像はイメージ)
    中居正広さん(画像はイメージ)
  • 中居正広さん(画像はイメージ)

「過去最悪と言える空気」

   2018年3月23日放送のテレビ番組「中居正広のキンスマスペシャル」(TBS系)に、「TEAM NACS」の森崎さん、安田顕さん(44)、戸次重幸さん(44)、大泉さん、音尾琢真さん(42)が出演。「大泉洋・TEAM NACSの真相」と題し、VTRで5人の歴史を紹介した。

   「TEAM NACS」は、北海学園大学の演劇研究会の出身者で結成した演劇ユニットだ。北海道の劇場で公演を重ね、ローカル番組にも出演するなど活躍、2004年に初めて東京で公演した。

   東京進出後まもなく、大泉さんがブレーク。大手テレビ局の連続ドラマに次々と出演し、全国区で知名度を広げた。戸次さんと音尾さん、安田さんも連続ドラマなどの仕事を獲得したが、大泉さんのように仕事を増やすとまではいかず、焦りや嫉妬から、5人の関係はギクシャクするようになった。

   象徴的だったのが、大泉さんが初めて脚本・演出を務めた舞台「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」(2009年)だ。音尾さんが「誰かが何かあと一押ししたらもう終わるだろうな、という感じはありました」と当時を振り返るほど、その初稽古は「過去最悪と言える空気」だったという。

   そんなグループの中で唯一、北海道で活動していたリーダーの心境はどうだったか。森崎さんは「もし一緒に東京で同じような仕事をしていたら、同じように(大泉を)応援できなかったかもしれない」と前置きした上で、番組司会者の中居さんに「ちょうど2008、9年に決意したことがある」と語り始めた。

森崎さん「5人の一番のファンであろう」

「オレってどうしてリーダーなんだろう、自分に足りないものって何だという時に、僕はリーダーっていうのは愛で包んであげる存在なんじゃないのかと思って。TEAM NACSの5人の一番のファンであろうと思って」

   森崎さんは当時の心境をそう振り返った。「もめたりしてもいいし、ムカつくことはあるけれども、俺はこいつらが大好きだという想いになった」という。

   中居さんも解散した「SMAP」のリーダーであった経験を重ね合わせたのか、

「もうちょっと早く出会えていればなあ。もうちょっと先に...2年前に教えてもらっていたらなあ」

とコメント。一方、他の4人は一言も発することなく、「リーダー」の言葉に聞き入っていた。

   ツイッターでは放送後、「森崎さん、すげぇなって思った。知らなかった。リーダー力凄い」「俺、こいつらが大好きだ こいつらの一番のファンでいよう 森崎さんが代弁してくれている」と森崎さんの話に感動する声が続出。

   中居さんと森崎さんがこうして「リーダー」論を展開したことに、SMAPのファンからも

「ばらばらだからいいって森崎リーダー言ってたね。SMAPもよくそういうこと言ってた」
「森崎さんの 『リーダーは一番のファンでいようと思った』の言葉...とか SMAPと重なる事が多すぎ」
「SMAPの一番のファンである中居とTEAM NACSの一番のファンである森崎とがお互いの話に大きく頷いている素晴らしい世界」
「森崎さんの話を2年前に聞いていれば...なんて...何いってんの?中居くんはしっかりメンバーを愛してたよ」

との声が上がった。

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