ブログの筆者には「謝罪しました」
こうしたウェブ記事についてONEれいほくは、22日に公式サイトで発表した文書の中で言及。「まだ、ご覧になっていない方は良ければ記事をお読みください」として、
「本件に関して、発信をしてくれた筆者、被害に遭われた女性、我々の活動地域、支援者様含む関係者への影響を鑑み 現在おこなっているヒッチハイクファンディングや拠点での滞在者の受け入れ、その他開催予定だったイベントを中断し、最優先で対応にあたります」
と報告したのだ。
その上でONEれいほくは、記事の筆者とは連絡を取っていると説明。同団体による「不適切な情報発信や対応で精神的なストレスを与えてしまったことを謝罪しました」とも伝えた。さらに続けて、
「筆者と被害に遭われた女性の立場や心情を最優先にした対応を行って参ります」
とも説明。また、発表の中では「情報公開の仕方によっては再び女性を傷つける可能性があったため ご報告が遅くなったことに関しましても重ねてお詫びいたします」とも謝罪している。
いったい、告発された性被害とONEれいほくの活動には、どのような関係があるのか。J-CASTニュースは3月23日、同NPOの代表をつとめる男性に取材を依頼したが、現時点で取材に応じるのは難しいとの返答があった。
その理由について代表の男性は、(1)現段階では事実確認が取れていない部分がある(2)筆者また被害者女性を再度傷つけてしまう可能性がある――の2点を挙げていた。今後も、確実に取材に答えられる状況になるかどうかは分からないという。
なお、ONEれいほくの公式サイトは23日夜時点で、NPOの活動を支持していた「サポーター」の名前や顔写真を紹介したページが閲覧できない状態になっている。