ANAとアリタリア航空が共同運航 「航空連合」外の提携進む

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資本提携は否定

   ANA常務執行役員の藤村修一氏によると、今回のアリタリアとの提携は数日前に開かれたスターアライアンスの会議で満場一致で承認されたという。

「これからも自由にいろんなアライアンスの航空会社とやっていくかというと、そうではありません。まずはスターアライアンスが第一。ただ、その外の枠組みにいる航空会社についても、スターアライアンスが承認してくれる場合に限ってやっていくことになると思う」

   アリタリア航空オペレーション執行役員のイマチ・マッシモ氏は

「お互いのアライアンスに残ったままで協力を進めたい」

と述べた。

   アリタリアは08年に経営破綻。14年にアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空による出資が決まったが、17年に自主再建を断念。現在は管財人が経営を担っており、事実上経営破綻状態で運航が続いている。

「全く出資を前提にしていない」(藤村氏)
「ANAからの経済的サポートは期待していない」(マッシモ氏)

として、両社ともに資本提携を否定している。

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