「そだねー」を帯広の菓子メーカーが商標出願 「LS北見」の地元市民に感想を聞くと...

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   平昌オリンピックの女子カーリング日本代表「LS北見」(北海道北見市)の活躍で一気に注目を集めた言葉「そだねー」が、特許庁に商標登録出願された。

   出願したのが北海道帯広市の菓子メーカーだったことから、「なぜ地元・北見市ではない企業が?」といった疑問の声が寄せられ、メーカーは「独占するつもりはない」として、公式サイトで意図を説明する事態に。北見市民はこの騒動についてどう感じているのか。J-CASTニュース編集部が聞いた。

  • 「そだねー」を市外の会社が登録 市内の人は…(画像はイメージ)
    「そだねー」を市外の会社が登録 市内の人は…(画像はイメージ)
  • 「そだねー」を市外の会社が登録 市内の人は…(画像はイメージ)

「なんで地元北見市と関係ない企業がこんな事を?」

   出願のニュースが流れたのは2018年3月22日から23日にかけて。帯広市の菓子メーカー「六花亭製菓」が3月1日に商標登録を申請した(区分は「菓子及びパン」)、と各メディアが報じた。同社は、北海道土産の定番として人気の「マルセイバターサンド」で知られる。LS北見が銅メダルを獲得したのは、5日前の2月24日。その前後から、テレビのワイドショーなどで「そだねー」に注目が集まっていた。

   報道を受け、ツイッターなどには

「帯広市の企業でしょ。なんでカー娘の地元北見市と関係ない企業がこんな事したの?」
「(権利は)カーリングチームにあるのでは?」
「一企業ではなく、もっと大きいところで持っとくべきでは」

といった批判的な声が出始め、会社に直接、苦情や問い合わせをする人も出た。

   こうした動きを受け、六花亭製菓は22日中に公式サイトへ「『そだねー』商標登録申請について」と題した文書を公開。同社では、これまでにも「めんこい」(かわいらしい)、「なんもなんも」(いえいえ、少しも。どういたしまして)といった北海道方言を製品名として使っており、今回も

「愛着ある言葉として使わせていただきたく、申請させていただきました」
と説明。申請中の別の商標(北加伊道)について、他社から利用の申し出があり、「ぜひお使いくださいと、先日ちょうどお返事させていただいたところでした」

と、独占する意図はないことを強調した。

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