「開発現場での誤記載が原因」
その後、「プロ野球バーサス」側は同日の16時過ぎに情報を訂正。先ほどの文書が掲載された「お知らせ」欄で、
「川崎宗則選手について、『退団が正式に発表されたため、シルエット化を予定しております』というアナウンスをしておりましたが、正しくは『現在も未契約の状態のため』でございました」
と発表。その上で、「誤った、記載をしてしまい大変申し訳ありませんでした」(原文ママ)と謝罪している。
こうした訂正を受けて、ファンからは「誤報でよかった」といった安堵の声が広がった。ただ一方で、シーズンの開幕直前にも関わらず未だ去就が定まらず、その理由も明らかとなっていない川崎選手だけに、
「間違えや言葉足らずで退団が正式に発表されたためとは書かんよな」
「フライングの可能性もあるんだよねぇ」
との憶測を飛ばすネットユーザーも出ている。
「プロ野球バーサス」を運営するコロプラの広報担当者は3月23日、J-CASTニュースの取材に対し、ゲームの18年度版の開始時に契約のない選手やコーチは「シルエット」にするという取り決めをNPB側と交わしていると説明。その上で、
「(川崎選手については)『現在も未契約の状態』とご連絡を受けておりましたが、弊社開発現場でのお知らせの作成時に、誤って『退団が正式に発表されたため』という誤表記を記載してしまいました」
としていた。
なお、J-CASTニュース記者は「実は、フライング発表ではないのか」と念押しの確認をしたが、広報担当者によれば「違います。あくまで、こちらの開発現場での誤記載が原因です」とのことだった。