「あなたにとって『まっとうな政治』とはなんですか?みなさんの声をお聞かせください!」―――立憲民主党(以下、立民)の公式ツイッターアカウントが、ツイッターユーザーから政治に関する意見を募ったところ、同党などに対する批判的な意見も相次いでいる。
一方、ツイートと同じ日、都内では枝野幸男代表らが都内で街頭演説会を行っており、演説に合わせて支持者が声をあげ、賛同を示す場面もあった。
街頭演説で「私もその怒りを共有する!」
2018年3月21日、立民は17時頃から新宿駅東南口で街頭演説会「東京大作戦アゲイン0321」を開催した。演説会には枝野代表を始め、福山哲郎幹事長、蓮舫参院国対委員長らが参加し、国会で連日議論されている文書改ざん問題についての意見を語り、観衆からも同意の歓声が上がった。
当日の都内は気温が下がり、一時は雪やみぞれがちらつく場所もあるほどの悪天候だったが、枝野代表は、
「こんな冷たい雨の中でも、こうして声を上げざるを得ない。そんな思いで集まってこられた皆さんと、私もその怒りを共有する!」
と語りかけ、
「国家権力のど真ん中で明らかに意図的な文書の改ざんが行われた。改ざんに基づいておよそ1年、国会に対して、国民の皆さんに対して、いいかげんな、でっちあげの説明が繰り返されていた」
「佐川さんの答弁に合わせて、文書を改ざんした。そんなことあると思いますか?」
「誰が責任者なのか、誰が責任を取るのか、そんなちっぽけな話で終わらせてはいけない」
と改ざん問題について批判し、佐川宣寿・前理財局長の証人喚問を通して経緯を明らかにしていくという姿勢を示した。