「担当部長・次長以上」の管理職が意外に多くSNSに投稿
現在放映中のテレビCMは、できるだけ20年前の雰囲気を残しつつも、SNSを取り入れるなど、「現代風」にアレンジしている。スタッフサービスにかける電話も、ガラケーからスマホに変わった。
仕事や働き方の多様化で、「ふつう」の会社がどのようなものなのか、よくわからなくなるなか、「できる限り多くの人に、20年前と同じように『ありえない!とは言いきれないかも』と思ってもらえるCMに仕上げています。現代風にわかりやすく伝えるため、日常生活や職場でWEBやSNSが一般的になっていることを踏まえ、それらをテーマに採り入れました」と話す。
スタッフサービスは新CM の制作にあたり、20~50歳代の働く男女(サンプル数800)を対象に実態調査(17年9月30日~10月1日、インターネット調査)を実施。それによると、SNSで仕事に関する投稿をしたことがある人は、全体の1割前後にとどまるなか、役職別でみると「担当部長・次長以上」の管理職が意外に多く投稿していることがわかった。
会社の発表前の情報についても、なんと8%の人がSNSで事前に投稿してしまっているという。
また、部下の勤務中のSNS投稿について、全体の61.3%の人が「嫌だ、不快だ」と思っていることも判明。とくに50代女性の82.0%、40代女性の69%が否定的。上司が女性だったら、勤務中の SNS投稿は避けたほうがいいかもしれない。
現在、テレビCMは6パターン。3月いっぱいは放映する予定という。