FB、「流出」に反論 CAも正当性主張
しかし、フェイスブック側は、システムへの侵入やパスワード盗難と言った被害もなかったと主張し、「流出」という報道に対し、強く反論している。
フェイスブックの声明によると、CAが得たデータは大学教授がアプリを通して収集した研究目的のものであり、そのアプリを使用する際の許可はユーザー自身が出していたという。そのデータが研究者以外の第3機関に渡ったことは規約違反ではあるが、フェイスブック側は15年時点で状況を把握してデータの破棄を要求していたという。
しかし、声明の「数日前」、フェイスブックはCA側が要求に反してデータを破棄していないという報告を受け、同社のアカウントを停止したとも発表した。
また、CA側も17日に公式サイトに掲載したリリースで報道を強く否定。同社はフェイスブックの規約を順守しており、別の会社からもたらされた規約違反のデータは破棄し、トランプ陣営のキャンペーンの際に使用しなかったと主張し、合法性を訴えている。