「スタッフが驚くくらい、収録はスムーズに」
担当者によると、今作は「盤面でユニット(駒のようなもの)を動かして対戦をする形のゲーム」で、他のゲームに例えると「将棋に近しいタイプ」だという。古田さんは日本将棋連盟から3段の免状を贈呈されるなど、将棋にも精通していることで知られる。
「その辺りも本作に非常にマッチしていると感じ、最終的な起用を決めた。開発チームに現役時代の古田氏のプレイを見ていた世代が多いことも、すんなりと決定した理由の1つだ」
担当者はさらに「日本ほど三國志を好きな国もないと思っている」と日本人の三国志好きに触れた上で、
「眼鏡をかけた諸葛亮孔明というのはおそらく本作が初かと思うので、その意味では三國志界に新しい風が吹くのではと思っている」
とコメント。「既にユーザーさんをはじめ、さまざまな反応をもらっており、非常に嬉しい限りだ」という。
古田さんが今作のために撮り下ろしたボイス音源については、「ぜひゲーム内でご確認いただければ」とのことだ。ちなみに本人は録音中、繰り返し「難しい...」「これで大丈夫ですか?」と話していたそうだが、担当者いわく
「音響監督を含め、スタッフが驚くくらい、セリフ収録はスムーズに進行した。本人の反応とは裏腹に良いセリフが録れたと思っている」