過去にも過激ツイートを連発
駐日ロシア大使館が過激なツイートをするのは、今回が初めてではない。
15年11月には、トルコとシリアの国境付近でロシア軍機が撃墜された事件で、米国の国務省副報道官(当時)が、パラシュート降下中の乗員が射殺されたことについて「正当防衛」と発言したとして、「頭大丈夫??」と痛烈に批判した。
また、17年4月にサンクトペテルブルグの地下鉄で起きた爆破テロでは、「日本の恥 TOP3を紹介する」として、テロを揶揄するようなツイートを投稿した日本人ユーザーを紹介。「世界共通脅威であるテロの犠牲者のことをこう言うなんて見過ごせない」とも訴えていた。
とはいえ、駐日ロシア大使館はいつもこのような過激なツイートばかりを投稿しているわけではない。実際、上記の17年4月の投稿から18年2月中旬までの間には、特定のユーザーを攻撃したり、他国の政治姿勢を直接的に批判したりする投稿はほとんどしていなかった。
毎日新聞の14年7月29日の報道によると、駐日ロシア大使館の報道担当者は公式ツイッターの運用について同紙の取材に、投稿内容はロシア外務省の方針に沿っていると説明したという。
なおJ-CASTニュースでは、ロシア大使館に今回の一連のツイートについての取材を依頼しているが、18年3月19日18時までに回答はなかった。