セルジオ越後、ハリルは「間違っていますね」 代表発表の「順番」に注文

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「2番手、3番手の選手のモチベーションが下がる」

   本田選手の名前が出た右ウィング(4-3-3で3トップの右の位置)は、もう1人選出の久保裕也選手(ベルギー1部・ヘント)が先に紹介。ファーストチョイスは久保選手と見られている可能性が高い。セルジオ氏は「遠征に行くためのメンバーを発表するときに1番手、2番手とみせるのは、チームの中で2番手、3番手の選手のモチベーションが下がるのではないか」として、序列をつけることに「間違っていますね」と否定的だ。

   「序列」の懸念は、A代表に初招集されたFW中島翔哉選手(ポルトガル1部・ポルティモネンセ)にも当てはまる。右ウィングの3人は順に、デュッセルドルフ(ドイツ2部)のFW原口元気選手、同クラブのFW宇佐美貴士選手に続き、中島選手の名前があがった。そのまま受け取れば「3番手」ということになる。

   中島選手は16年リオ五輪代表で、クラブでは今季9ゴール7アシストと絶好調。セルジオ氏は「所属クラブで得点しているし、ドリブラーとして評価されたから選ばれた。五輪代表でも素晴らしい活躍をした。代表で初めてだからといって、W杯が迫るこの時期の試合で、ちょっと途中に出す、あるいは練習で見たい、というのは何も意味がない。本田と同様、中島も先発で出すべきと思う」と、積極的な起用を促していた。

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