お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが、レスリングのパワハラ問題で反論会見を開いた至学館大学の谷岡郁子学長ついて、タレントの松居一代さんを「彷彿とさせる」との印象を語った。
松本さんの発言は、2018年3月18日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で飛び出したもの。インターネット上では、「何となく分かる」「思わず笑った」といった反応が出ている。
「ちょっと作った感じ」
この日の番組では、「至学館大学長が反論会見 伊調パワハラ問題」と題し、レスリングの伊調馨選手へのパワハラ告発問題をめぐる告発状の内容に反論した谷岡学長の15日の会見を特集した。
この会見で谷岡学長は、伊調選手について「そもそも選手なんですか?」「五輪を目指すはずがない」との持論を展開。さらには、パワハラの加害者と指摘されている栄和人監督を「パワーのない人間」と切り捨てる一幕もあった。
こうした谷岡学長の厳しい言い回しについて、コメンテーターとして番組に出演していた落語家の立川志らくさんは、「なんで、こんなにレスリング界を悪くするような感じで言っちゃうのかな」と指摘。続けて、
「この人が出てきたために、レスリング協会はものすごい悪になってるじゃないですか。マイナスになってる」
と話していた。
また、会見の印象を聞かれた松本さんは、「(谷岡学長は)正しいというか『なるほどね』と思うことも所々言っていると思うんですけど」とした上で、「やり方が下手っぴというか、喋り方がダメだなと思いました」と指摘。その上で、
「ちょっと、こうなんやろ、松居一代を彷彿とさせるというか...。ちょっと作った感じで」
との持論を披露。これにMCの東野幸治さんが「ハハハ」と大笑いするなど、スタジオには笑いが広がった。