完結編を公募していた
近年は体調が万全ではなく、15年7月に脳梗塞が見つかり入院。毎日新聞で連載していた浅見光彦シリーズ作「孤道」は8月に途中で終わった。17年3月、執筆活動が難しくなったとして作家活動を正式に休止していた。
「孤道」の結末部分については、新たな才能を発掘する機会にしたいということから、同作の「完結編」となる長編を公募することにし、原稿用紙350~500枚の未発表の長編を18年4月末の締め切りで公募しているところだった。
浅見光彦記念館によると、葬儀は本人の意向で近親者のみで行われ、お別れの会は開かれない。記念館では3月23日から4月23日まで献花台を設ける。