「改ざん関与」指摘の職員めぐる事案には「承知していない」
財務省では、近畿財務局の男性職員が3月7日に神戸市内の自宅で自殺。この職員は森友学園への国有地売却を担当する部署に所属しており、決裁文書改ざんに関与していたとの見方も出ていた。太田氏は答弁の中で、遺書の有無やその内容については
「私どもは報道でしか承知しておらず、その内容について私どもは承知していない」
などと事実関係を明らかにせず、「近畿財務局が遺族に対して遺書に内容を口外しないように求めた」などとする報道には
「私どもの承知する限り、そういうことをお願いすることは承知していない」
と反論。本省職員の事案に関する答弁とは対照的に事実上の「ゼロ回答」を続けた。