「誠意ある謝罪を頂きました」
GameWithから動きがあったのは、3月14日。菱沼氏は同日夕、ツイッターで「GameWith の役員さんから連絡がきました。謝罪して頂けるそうです」と投稿。15日夜に「先ほどGameWithの方々とお会いし、誠意ある謝罪を頂きました」と明らかにしたのだ。
16日のJ-CASTニュースの取材に、GameWithの広報担当者は「取締役の管理部長ら4人が先方を訪問し、謝罪しました」と話した。9日の時点でヘイグに「問題はなかった」と回答した後、14日まで連絡していなかったことについては、
「社内で調査をする前に最初の回答を送りました。すべて調べ終わった段階で、改めて連絡しました」
と説明。その上で、コンテンツの転用について
「『北斗が如く』でマップを作成する時などに、先方のものを参照し、こちらで検証をすることなく、文字の配置などをそのままに転用しました」
と認めた。
地図イラストの他にも、ヘイグが「サブイベント」の項目に掲載していた「サイドミッション」「賞金首ハンター」の記事などを転用したという。
一方の菱沼氏も15日、GameWith側の謝罪に応じた後、J-CASTニュースの取材に「私の指摘した点すべてに問題があったと、謝罪がありました」と明かした。
「今回の件について、私が問題視していたのはトレースだけでなく、WELQのような手口によるコンテンツ盗用(コピー/パクリ)でした。予想していたとおり、私が寝ずの徹夜でプレイ&更新した記事を、その都度コピーし、少しだけ加工・あるいはそのままの状態で確認もせずに公開していました」
と説明。地図イラストの「加工」については、「スクショ自体は自前で用意し、そこに弊社が加工したマップをトレースしたとのことでした」という。