秋谷さん「お店をやっていて良かった」
こうした温かい反応について、店側はどう思うのか。15日昼のJ-CASTニュースの取材に応じた秋谷さんは、「本当にありがたいです。皆様に支えて頂いた店だということが、改めて分かりました」と話す。
体調不良での閉店を受けての思いを聞くと、秋谷さんは「お店を続けたい気持ちはありましたけど、ドクターストップがかかってしまったので。仕方ないですね」とポツリ。また、ゲーム開発者らを店に招くイベントを数多く企画してきたことについては、
「やっぱり、お客様の反応をメーカーの人に伝えたかったんですよ。お金を出してソフトを買った人の気持ちを汲んで、ゲームを作って欲しかった。私のワガママかもしれないけど、そういう思いからイベントを始めたんです」
と振り返る。特に印象に残っているイベントも尋ねたが、「もういっぱいありすぎて、ちょっと...」と笑っていた。
また、閉店の知らせを受けて常連客やゲーム業界関係者からは多くの連絡が来ているとして、秋谷さんは、
「あるメーカーさんからは、閉店を惜しんでキャラクターを貸してくれるという連絡も貰いました。こうした温かいお話を頂けると、やっぱり、お店をやっていて良かったな、と思います」
と話していた。