「会社からの電話かと勘違いしてビクッとする」「心臓に悪いからやめておくれ、、、」―――人気のCMシリーズ、auの「三太郎」に対し、こうした苦言がツイッターで上がっている。
批判を受けているのは、2018年3月9日から放送されている「着信音」編で、iPhoneの着信音がCMで流されることで、その度につい反応してしまうというのだ。
着信音ダンスを楽しむ人もいるが...
auのCM「三太郎」は、俳優の松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さんが出演するシリーズで、100本近くが制作されている。CM総研が2017年7月に発表した17年上半期の好感度ランキングでは1位を獲得し、その時点で3年連続となるトップを飾っているなど、本数の多さだけでなく、人気も高いシリーズだ。
そんな人気シリーズ最新作が、2018年3月9日から放送されている「着信音」編で、寺子屋で習字の授業が行われる中、着信音が突如なりはじめるシーンから始まる。それにあわせて突然浦島太郎が立ち上がりダンスを始めたと思うと、金太郎や赤鬼も踊りはじめ、困惑する桃太郎をよそに、最終的には教室の半分が踊り出すという内容だ。
普段通りの楽しげな様子に、ツイッターでは
「auの突然踊り出すCM楽しすぎて着信音あの音に変えた」
「AUのCMで着信音で踊ってるの見て凄い笑ってる」
「auの三太郎の着信音編のCMが大好きすぎて20回は見た」
といった好意的な意見も出ているものの、CMで着信音を使うことに対して否定的な意見も相次いでいる。
以前から「怖い」という反応もあったデフォルト着信音
CMで使用されているのは、木琴の音色が特徴的なiPhoneのデフォルト状態の着信音「オープニング」。YouTube上などではミュージシャンが多数のリミックスバージョンを公開しているなど、世界的にも認知度が高い。
一方で、この着信音についてはCM放送以前から
「最近のホラー映画やゲームよりも、iPhoneの着信音の方が怖いですよね......」
「iPhoneの着信音怖い。他人のが鳴っても ドキッとする」
「日常音のなかで一番怖いのはiphoneの着信音なんじゃないかって」
と、理由は様々ながら「怖い」と感じるという意見もツイートされているなど、良くも悪くも印象に残るメロディとみられる。
そのため、「三太郎」のCMでテレビから着信音が頻繁に流れるようになると、ツイッターでは
「実際に鳴ったのかと思って その度にいちいち反応してしまう」
「auのCMホーーーンマやだ CMで着信音ならさんといてくれ」
「最近朝着信音で起きるのに着信来てないことがよくあるんだけど原因が分かった。auのCMや!許さん!!」
「テレビCMはスマホのデフォルト着信音の音源を使ってはならないっていう法律作って欲しい」
といった反応も多数投稿されている。