昭恵夫人が「いいね」した「野党のバカげた質問」投稿、全文読むと印象異なる?ネットで賛否

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朝日「バカげた質問」読売「バカげた質問」

   昭恵氏の「いいね」問題は、朝日新聞(ウェブ版)が2018年3月13日15時30分ごろ、他社に先駆け報じた。「昭恵氏、『野党のバカげた質問ばかり』に『いいね!』」と題する記事で、こんな書き出しで始まる。

「『野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね。国会には、世間には先を読めない人間が多過ぎますね』などと記した投稿があり、昭恵氏のアカウントから『いいね!』ボタンが押されていることが13日、分かった」

   記事後半では、「『物の本質を見た政策、制度をどんどん実現すべき』とも書き込み、学費や医療費の無料化などに取り組むべきだと主張していた」と伝えた。

   朝日が配信した記事を受け、新聞やテレビなどが一斉にこの問題を報じた。2018年3月14日現在までに、活字メディアは以下のような見出しで伝えている。

「昭恵氏、『野党のバカげた質問ばかり』に『いいね!』」(朝日新聞)
「『野党のバカげた質問』投稿に昭恵氏『いいね』」(読売新聞)
「安倍昭恵夫人、フェイスブックで『野党のバカげた質問ばかり』の投稿に『いいね!』」(産経新聞)
「『野党のバカげた質問』に『いいね!』=安倍昭恵氏」(時事通信)
「昭恵夫人が神経逆なで、野党批判書き込み『いいね』」(日刊スポーツ)

   各社とも朝日同様、記事の前段で「野党のバカげた質問ばかり」に焦点を当てており、後段で「~とも記されていた」との構成になっている。

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