「AIへの警鐘」発言にも注目
最近では、AI(人工知能)に対し、「独自の意思を持ち始める可能性がある」「人類にとって最悪、もしくは最良の結果をもたらす可能性がある」と警鐘を鳴らす発言をしたことでも注目を集めた
「AIへの警鐘発言」ニュースの印象が強い人も多く、AIとからめた内容も目立った。AIに世界が支配された後にホーキング博士に「反乱軍を指揮してほしかった」、博士は死後も「頭脳がAIに移植され」「世界を見守っていそう」、といった空想を披露するツイートもあった。
勿論、宇宙やブラックホールに関する研究・発言で知られるだけに、博士は「別次元にシフトしたのでは?」「宇宙の真理を直接確かめに行ったんだな」との見立てを披露する人もいる。
また、博士はメディアとのインタビューなどで、ユーモアを交えた数々の名言を残していると、かねてから指摘されており、今回の追悼ツイートでも多くの人が「引用」していた。
「愛する人たちが住んでいなかったなら、宇宙もたいしたところじゃない...名言ですね。合掌」
「こんなことを言える老人になりたいと思った。(1日中何を考えている?)女性のこと。女性は完全なる謎ですね」
「IQ(知能指数)を自慢するような人間は、負け犬です―が好きでした」
といった具合だ。中には、「不謹慎ながら」とことわりつつ、『ホーキング、宇宙を語る』を念頭に「ホーキング博士、あの世を語る」とツイートした人もいた。