日ハム・清宮選手がかかった限局性腹膜炎とは 「我慢すると重症化し、命に関わる」

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   プロ野球・日本ハムの清宮幸太郎選手(18)が「限局性腹膜炎」にかかったことについて、「ストレスでは」などとネット上で様々な憶測が流れている。

   あまり聞きなれない病名だが、どんな病気なのだろうか。

  • 早実時代の清宮幸太郎選手(2017年7月撮影)
    早実時代の清宮幸太郎選手(2017年7月撮影)
  • 早実時代の清宮幸太郎選手(2017年7月撮影)

ここ数日、腹部の痛みなどを訴えていた

   スポーツ紙各紙によると、清宮選手は、ここ数日腹部の痛みなどを訴えていたといい、2018年3月12日夜に遠征中の広島から帰京した。翌13日に都内の病院で精密検査を受けたところ、限局性腹膜炎と診断されて急きょ入院した。

   少なくとも15日まで入院して、点滴などの治療を受ける予定だという。

   清宮選手は、沖縄のキャンプ中にも体調不良を訴え、2月22日に急性胃腸炎で早退している。1月に右手親指を痛めており、今回で3度目の離脱になった。

   こうしたことが原因かは不明だが、清宮選手は、オープン戦7試合に出場して19打席無安打と不振が続いていた。3月30日の開幕までに間に合うかは、各紙によって見方が分かれている。

   徳洲会グループのホームページの説明によると、お腹の内側に何らかの原因で炎症が起こった状態を腹膜炎と言う。炎症が限局していれば限局性腹膜炎といい、腹部全体に広がると汎発性腹膜炎と呼んでいる。

   胃潰瘍などで胃に穴があくことがきっかけのケースが多いといい、場合によっては手術が必要になる。お腹が強く痛むならすぐ受診すべきだとしており、「我慢していると重症化し、時には命にかかわることも珍しくない」としている。

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