3月12日に放送された「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の特番にフィギュアスケートの浅田舞さん(29)と浅田真央さん(27)の姉妹が登場し、不仲だった時期やそれを乗り越えたきっかけについてや、平昌冬季五輪で銀メダルを獲得した宇野昌磨選手にまつわる裏話を披露した。
「徹子の部屋」は放送43年目に突入。それを記念した「最強夢トークスペシャル」に姉妹は登場し、様々なエピソードを司会の黒柳徹子さんに語った。
真央さんが頭角を現すにつれてわだかまりが...
2人の登場は2006年以来12年ぶり。スケートリンクに現れた黒柳さんの無茶振りに答え、「徹子の部屋」のテーマソングに即興で振付し、息の合った演技を見せた。
それに加え、箱庭作りで深層心理を読み解くコーナーでは、スケートリンクを意識した作品の中に自身と姉を配置するなど、スケートへの愛と仲良し姉妹ぶりをアピールしたが、過去には会話もないほど不仲だった時期があったという。
姉の舞さんは、子どものことを振り返り
「お互いが一番のライバルだった」
「当時は本当にバチバチだった」
と語り、リンクの上だけでなく私生活でもライバル関係は続き、時には取っ組み合いのケンカにもなった。
母は姉妹で競わないように気を使い、大会に出る際は違う階級でエントリーしていたものの、自身のレベルが上がると別々とはいかないようになったという。
そうして競い始めたところ、徐々に真央さんの順位が舞さんより高くなり、わだかまりが生まれたと語った。
お互いの間の「バチバチ」は高まり、家の中でも会話すらなかった。
しかし、2011年の母親の死をきっかけにそうした関係が変わったといい、真央さんは母の
「世界に血がつながっている家族は、舞と真央とパパしかいない」
という言葉を明かし、姉とも深く話し合うようになったと語る。