食品容器の進化がすごい! 「フードロス減」へ期待

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

商品を小分け

   森永乳業は酸素や光を遮断できる容器を採用するなどの工夫を重ね、賞味期限が10か月にも上る「森永絹ごし豆腐」を開発した。通常の一般的な豆腐の賞味期限は1週間程度で、賞味期限の延長は海外への輸出などにもつながっている。

   一方、キッコーマン食品は、ボトルを二重構造にすることで、開栓後も酸素がしょうゆに触れず、高い保存性をもつ「いつでも新鮮シリーズ」を開発した。

   このほか、商品を小分けや個包装にしたり、チューブに入った食品を最後まで絞り出せるよう工夫したりするなど、無駄を減らすための食品メーカーの容器包装対策は広がっている。あるメーカー幹部は「フードロスという大きな問題の中で、我々の対策は小さなものだが、一歩一歩取り組んでいくしかない」と話している。

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