サンド伊達「ようやくスリーアウトチェンジ」 復旧から「復興」へと踏み出す地元への思いつづる

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   2018年3月11日で、東日本大震災から7年。

   震災以降、被災地に寄付金を贈るための口座を開設するなど被災地に思いを馳せてきた仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさん(43)がブログで心境を述べている。

  • 東日本大震災を振り返った伊達みきおさん(本人ブログより)
    東日本大震災を振り返った伊達みきおさん(本人ブログより)
  • 東日本大震災を振り返った伊達みきおさん(本人ブログより)

「ようやくスリーアウトチェンジ。次は人間のパワーの出番」

   伊達さんは11日3時頃、ブログを更新。

   震災当時、番組のロケで来ていた宮城県気仙沼市に訪れているとのことで、他県から派遣されて工事など復興関連業務に携わる人と話をし、

「まだまだ他県のパワーを借りながら、全力で復興への道のりを歩んでいる」

とつづっている。

   震災で大きな被害を受けたが、7年で「復旧」から「復興」へと被災地の現状が変わりつつあることを

「自然の攻撃を受け、点数は沢山取られたけど...ようやくスリーアウトチェンジ。 次は人間のパワーの出番。(うまく言えないけど、野球でいうと。)」

と表現した。

「避難する方向を間違えていたら」と当時の行動を振り返る

   同行していた番組スタッフとも「あの日」を振り返った伊達さん。

「『あの日、気仙沼で朝からロケをしていて...ロケ場所の順序が違っていたら津波から逃げ切れなかった恐れがある』」
「『避難する方向を間違っていたら、もしかしたら...』」

と、過去に取った行動の選択肢を振り返る。

   伊達さんは「我々は生きているから何でも出来る。これからも、出来る事をしっかりやって行こう。あの日、亡くなった沢山の方々の為にも。2018・3・11宮城県気仙沼市より」とブログを締めくくった。

   サンドウィッチマンの2人は震災以来、さまざまな形で地元への貢献を続けており、2月にはその寄付が「4億円」に上る、と報じられた。もっとも伊達さんは2月14日のブログで、「東日本大震災の後すぐに我々サンドウィッチマンが開設した『東北魂義援金』の口座に全国の方々からご協力頂いた金額の累計です」と説明、その姿勢が一層の反響を呼んでいた。

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