アイドルグループAKB48の入山杏奈さん(22)が2018年3月10日、仕事のため1年間メキシコへ行くことが、千葉・幕張メッセで行われた「AKB48グループセンター試験」で明らかとなった。複数のメディアが伝えた。
入山さんは同日にツイッターを更新し、意気込みとファンに向けてのメッセージを綴った。
しっかり者、頭がいいという印象
AKB48グループメンバーのメキシコへの「留学」については、2017年12月10日に東京都内で開かれた「第7回AKB48紅白対抗歌合戦」で発表された。内容は、メキシコの民放ドラマで、新シリーズの主要キャスト4人のうち1人がAKBグループから起用されるとのことだった。
近年AKB48グループは日本のみならず、海外展開も行い知名度をアップさせている。たとえばAKBグループに3期生として加入した仲川遥香さん(現在は卒業)は、ジャカルタのJKT48に移籍後に知名度を大きく伸ばし、英マーケティング会社が選ぶ「ツイッターで影響力のある人」世界ランキング女性の部に2年連続で7位にランクイン。AKB内では目立つ存在ではなかったが、移籍をきっかけに「大化け」するなど、移籍で実力を発揮した。
今回の「メキシコ留学」は、AKBグループ、そしてメンバーを世界的に活躍させたいという意味も込められているのかもしれない。3月10日付の日刊スポーツ電子版によると、入山さんのメキシコ行きについて、総合プロデューサーを務める秋元康さんから「入山なら大丈夫」と背中を押されたそうだ。
なぜ秋元さんが入山さんに太鼓判を押したのか。J-CASTニュースで長年AKBグループを取材し続けている記者に聞くと、
「入山さんは報道陣の取材に対してしっかり受け答えする場面や、フジテレビ系バラエティー『めちゃ2イケてるッ!』のAKBメンバーによる学力テストでは1位を取るなどしているため、AKBグループの中で、『しっかりしている』、『頭がいい』といった印象が強い」
との見解を述べた。