米大リーグ、シカゴ・カブスからフリーエージェント(FA)となっていた上原浩治投手(42)が日本球界に復帰した。巨人は2018年3月9日、上原投手の獲得を発表し、契約を結んだ。
だが、発表の前日には、ちょっとした「事故」が起きていた。
第一報も「もう知ってるよ」
「上原11番で巨人復帰フライング公表ワロタ」「上原入団まさかのバレ方すぎるwww」――3月8日夜のツイッターでは、こうした投稿が相次いだ。
ツイッターのトレンド欄には「背番号11」がランクインするなど大いに盛り上がったが、8日時点で上原投手の巨人入りが決まったとする報道は見当たらない。
いったいなぜか。実は同日夜、巨人のオンラインショップの選手一覧に「11 上原浩治」の名前が踊っていたのだ。名前はしばらくして削除されたものの、ツイッターでは
「巨人オンラインショップから上原巨人復帰バレって凄いな」
「上原巨人復帰(ソースは公式オンラインショップ)はさすがに草」
といった声が続出。9日早朝にスポーツ各紙が第一報を伝えるも「もう知ってるよ」とツッコミが入る始末だ。
広報に取材すると....
舞台裏はどうだったのか。
読売巨人軍広報部は9日、J-CASTニュースの取材に、
「上原選手との契約が成立した場合を想定して3月8日夜、球団公式ECサイト『ジャイアンツショップオンライン』の選手検索のテスト画面を作成していたところ、担当者が誤って正式サイトに掲載してしまいました」
と説明。削除の経緯については、
「関係者からの指摘で気付き、同日夜、直ちに削除しました」
と回答した。