「中学の卒業式はいつ?」
対局のあとは、新幹線「こだま」に2人で並んで座り、
「中学の卒業式はいつ?」
「春休みに研修会やろう」
といった話をしたそうだ。
自身の子供も藤井六段と同じ世代だそうだが、既に、将棋の手の研究で、
「こっちが(質問を)聞いて、(藤井六段が)こうだと思います」
と教えてもらう関係になっているとも。
また、師弟対決を控えた数日前に放送された「ひるおび!」で、コメンテーターの八代英輝弁護士が「(師匠が)瞬殺されないように...」と発言していたのを聞いていたそうで、1局目に千日手差し直しとなり、「瞬殺」を回避できたことで、
「千日手のとき、八代さんの顔が浮かんで...」
と明かすと、スタジオ陣はまた大笑いしていた。
身長はまだ藤井六段より高いのだが、対局の時には「こんなに大きかったかな」と驚いたとも明かした。「昔から強いと思っていた」といい、以前から「ある部分では自分を超えていた」。さらに、1年前からは「スキがない」と思うようになり、弟子の強さを実感していた。