市長は訂正・陳謝したが...
こうした批判を受け、高橋市長は、情報番組「ビビット」(TBS系、8日報道)の取材に対し、
「(自身は)18歳までしか別府にいなかった」
「よく調べてみたら、(献杯・返杯は)九州全般にある風習、あるいは文化ではないことが分かりました。その点について謝らせて頂きたい」
と陳謝した。別のメディアにも「特に九州の方からお叱りを頂いた」と訂正、陳謝のコメントをしている。
「九州男児」には、どんなイメージがあるのか。「ビビット」MC国分太一さんは「男らしいイメージはありますが...」と話した。また、MC真矢ミキさんは、
「私の周りにも九州男児は多いですが、一本気で男気があって、俺について来い、という気質はありますね。ただ、正しい方向に(ついて来い)、ならいいですが、間違った方向だと...」
と、高橋市長による「九州男児」の言葉遣いに違和感を示した。
一方、「献杯・返杯」をめぐっては、「九州の文化ではない」「いや、九州の一部の文化」「昔あったが今はない」などの指摘が錯そうしている。ただ、九州に限らず、たとえば2016年3月13日付朝刊の読売新聞(大阪本社版)には、四国・高知の酒席で「献杯・返杯」がよく見られる、という記事も見つかる。
J-CASTニュース編集部が今回、別府市内の人に3月8日に電話で話を聞くと、高橋市長の行為は、「献杯・返杯」の風習の有無問題とは関係なく、単なるセクハラだという指摘も聞かれた。市内の飲食業関係の女性(50代)は、「献杯・返杯」について、
「今はあまり見ないが、昔はあった」
「コップではなく、お猪口・杯を使い、同じ杯で注ぎ合った」
と証言。ただ、高橋市長の話は報道で知っており、「あれは単なるセクハラ」と断じた。
「献杯・返杯は、和やかに互いに信頼している人たち同士で楽しく行うもの。ちょっとでもイヤだなと思っている人を巻き込んだり、強制したりするのは、セクハラでしょ」
とあきれた様子だった。また、20代半ばの観光関係の男性は、「献杯・返杯」について、
「周りでは見ないし、年配の人と飲むときにも(要求されたことは)ないですね」
と話していた。