新品タイヤ買ったはずが...「中古」だった! 購入者怒りの告発、販売業者が謝罪

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   中古車販売の「ガリバー」で車を購入した男性が、中古のタイヤが付いていたにも関わらず「新品タイヤ」の料金を支払わされたとして、ツイッターで「さすがに酷すぎ」などと訴えた。

   J-CASTニュースの取材に対し、ガリバーを運営するIDOM(イドム)の広報担当者は2018年3月8日、トラブルがあったことを認め、原因はタイヤ交換の作業漏れだったと説明。「全面的に弊社側に非があり、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

  • 問題の中古タイヤ。写真はやっち(@cerica0118)さん提供
    問題の中古タイヤ。写真はやっち(@cerica0118)さん提供
  • 問題の中古タイヤ。写真はやっち(@cerica0118)さん提供

「しっかりと新品タイヤ代取られた」

   騒動の発端は、「ガリバーアウトレット浜松入野店」(静岡県浜松市)で2月上旬に中古車を購入したという男性会社員(21)のツイートにある。

   この男性は3月3日の投稿で、新品タイヤを4本買ったはずなのに、納車後の車に付いていたのは溝が擦り減った中古のタイヤだったと報告。さらに5日には、「しっかりと新品タイヤ代5万7000円取られた」とし、

「連絡すると車検には通りましたのでを連呼される(略)納車の時にタイヤワックスまでかけてあって確信犯じゃないのかって思う」

との不満をツイートしていた。

   7日の取材に応じたこの男性によれば、車の購入代は総額で97万円だったと説明。中古のタイヤに気付いた際には、「騙されてる」と感じたとも振り返った。その後、男性は返金を求めるためガリバー側に事態を報告したが、店の担当者からは当初、

「現状のタイヤで車検に通ったので問題はないです」

といった趣旨の説明を受けたとも訴えていた。

   結局、この男性は店側から支払ったタイヤ代の返金を受け、さらに3万円を総支払額から値引くという対応を受けたという。しかし、今回のトラブルをめぐる店の対応について男性は、

「すみませんと、一言だけの謝罪しかありませんでした」

と不満気に振り返った。また、その後のツイートでは、「さすがにタイヤなんで乗り手を殺しかねない」として、運輸局などに連絡することも検討している、などと伝えていた。

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