お笑い評論家の分析は...
こうしたネット上での反応について、お笑い評論家のラリー遠田さんはJ-CASTニュースの取材に、「それだけ『消えた』と言いたい人、つまり、にゃんこスターに消えて欲しいと考えている人が多いということでは」と話す。
「にゃんこスター自体が一般にあまり好かれていないというか、叩かれやすいキャラになっている気がします。こうしたイメージが付いたのには、交際宣言の影響や本人たちのトーク力やアドリブ力など、様々な要素が絡んでいるのでしょう。アンゴラ村長の男性受けの良い絶妙なルックスも、女性から嫌われてしまいやすいというか...」
続けてラリーさんは、コンビがブレークしたきっかけもこうした厳しい風潮に影響しているのでは、とも分析する。
「にゃんこスターは、『キングオブコント』という場であのネタを披露したことが評価されたのだと思います。つまり、年に1度の大会での緊張した空気感をぶち壊したという文脈があって、リズム縄跳びのネタがインパクトを残したのです。
しかし、『キングオブコント』という大会を見ていない人には、あのネタがあそこまで評価された理由が分かりません。そういう意味でも、世間に評価されづらいコンビになっているのかな、と思います」
と話していた。
また、実際にコンビが「すでに消えたのではないか」などと考えるユーザーが続出している点については、
「やはり、ブレーク直後と比べるとテレビの扱い方も変わって来ています。ゴールデンの番組で密着されるなど『特別扱い』の時期も終わり、視聴者の印象に強く残るような仕事が比較的少なくなっているのではないでしょうか」
としていた。