日本側は違法操業と反論
ただ、この船は、3日は漁船として出航していたのに対して、4日は遊漁船(釣り船)として出航。30海里以内に定められている釣り船としての航行範囲を超えていたとして、
「違反が確認されれば厳しく処分する」
とした。その上で、漁業署の発表では、北緯27度以北、八重山諸島以南で日台双方がEEZを主張している海域について、日本側が協議を先延ばししているとして、早期の協議入りを求めた。
外務省の中国・モンゴル第一課によると、窓口機関を通じて台湾当局から抗議があったが、日本側は漁船が違法操業していたなどと反論したという。
この船の乗組員とみられる男性は、放水を受ける様子をフェイスブックに投稿。台湾メディアに取り上げられたこともあって、動画はすでに30万回以上再生されている。