チンギス・ハン問題、作者が謝罪 「コロコロ」サイトに載った文面

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   小学館の「月刊コロコロコミック」(2018年3月号)に、モンゴルの英雄チンギス・ハンに対し不適切な描写のある漫画が掲載された問題で、作者の吉野あすみ氏の謝罪文が3月6日、同誌公式サイト上に掲載された。

   謝罪文の中で吉野氏は、「モンゴル国の歴史と文化について不見識だったことを深く反省し、今後は様々な国の歴史と文化を深く理解し尊重する表現を心がけていきたいと思います」などとコメントした。

  • 「月刊コロコロコミック」(18年3月号、小学館)
    「月刊コロコロコミック」(18年3月号、小学館)
  • 「月刊コロコロコミック」(18年3月号、小学館)

「全ての方々に謹んでお詫び申し上げます」

   小学館は6日、公式サイト上で「『コロコロコミック』3月号については、販売中止とし、書店様にすみやかな返品をお願いすることといたしました」と報告。書籍の返品を希望する購入者には、定価相当を返金するとも伝えた。手続きの詳細は後日サイト上に掲載するという。

   この販売中止のアナウンスにあわせて、コロコロコミックの公式サイトのトップページには「作者からみなさまへ」として、チンギス・ハンをめぐる表現が問題視された漫画「やりすぎ!!!イタズラくん」の作者・吉野あすみ氏の謝罪文が掲載された。全文は以下の通り。

「この度は、私の漫画内でモンゴルの英雄チンギス・ハーンに対し大変不適切な描写をしてしまい誠に申し訳ございませんでした。

チンギス・ハーンを敬愛する全ての方々に謹んでお詫び申し上げます。

モンゴル国の歴史と文化について不見識だったことを深く反省し、今後は様々な国の歴史と文化を深く理解し尊重する表現を心がけていきたいと思います」
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