2018年3月2日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で、「インフル花粉症」という言葉が登場し、ネット上で話題になっている。
「インフル花粉症怖い 今まで症状なかった人もなりやすくなるのか」といった声もあり、花粉症が本番を迎えるシーズンを前に、恐怖感を募らせる人も少なくない。
インフルエンザと花粉症を併発することで花粉症が重篤化
番組に登場した池袋大谷クリニックの大谷義夫院長によると、「インフル花粉症」とは、「インフルエンザと花粉症が同時または連続して発症すること」を指し、これは正式な医学用語ではないとした。
これらが同時に発症すれば、花粉症によるくしゃみやせきでインフルエンザの菌を飛散させてしまう可能性があるという。
また、連続して発症した場合には、インフルエンザで免疫力が下がってしまうことから、花粉症が重症化してしまうとした。具体的には、熱やのどの痛み、場合によっては喘息の症状が出たり、今まで罹患していなかった新たな花粉症を発症したりしてしまう可能性があるという。
そのうえで大谷院長は、対策としてコットンやガーゼを鼻と口に当ててマスクをすることを推奨し、花粉症の予防をするよう番組内で注意を呼びかけた。