本田圭佑「ユダヤ人」「ロスチャイルド家」に言及 「資本主義の真実」に関心示す

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   最近は「実業家」としても活躍する本田圭佑さん(31)が、新たに作ったアプリを通じて「資本主義の真実」をめぐって突っ込んだ発言を連発して話題になっている。

   「I hate current capitalism, but we have to win, if we want to change the system(俺は現在の資本主義が嫌いだ。だがシステムを変えるには、俺たちが勝たなければならない)」――。

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「新しい経済システムが必要やって思う」

   本田さんが2018年2月27日、新たに立ち上げた公式アプリに書き込んだ一文だ。続けて、コメント欄で「このカレントキャピタリズムってのは資本主義の仕組みのこと。勉強すればするほど、新しい経済システムが今後の社会には必要やって思う」と補足する。

   23日に公開されたこのアプリは、登録者が書き込み・交流を行えるSNS的な機能などを備えている。開設以来、本田さんはこのアプリ向けに独自の投稿を行っており、上記の文章はそのひとつだ。

   コメント欄には本田さんファンらしきユーザーから、次々と賛意の書き込みが。本田さんもたびたび登場し、時には質問に答えながらコメントしていく。経済への関心の深さや、現在の「システム」を変えることへの熱意がうかがえる一方で、「勉強します」という投稿があると、

「ロスチャイルド家に遡って勉強するのがいいかもしれないです」
「僕はお金とユダヤ人の歴史くらい勉強してたら、今の資本主義の真実が見えてきたって流れです」

と、自ら「アドバイス」したり、またさらに別のユーザーから、日本銀行についての話題を振られた際には、

「日銀の株主やFRBの株主は闇ですよね。噂は色々とありますが。だからおかしいって言ってるんです。笑」

と語る場面も。

アカウントの肩書きは「起業家、投資家、教育家」

   ロスチャイルド家といえば、ヨーロッパをまたにかけて200年以上にわたり活動し、現在も複数の金融機関を擁するユダヤ人系の大財閥だ。反面、いわゆる「陰謀論」を説く書籍などでは、世界を裏で操る「黒幕」としてよく名前が挙がる存在でもある。また日本銀行の「株主(出資者と呼ばれる)」は、55%が政府、45%が民間だが、この民間分についても、ネットなどでしばしば「陰謀論」のネタにされる。

   自身はこうした論に賛成するような発言そのものはしていないが、界隈でしばしば挙がる名前に言及したことに、ツイッターなどでは驚きの声も少なくない。

   メキシコ・パチューカで活躍する本田さんだが、最近では実業家としての顔も持ち、複数のサッカークラブの経営に携わるほか、2月28日にはスポーツベッティング事業を手がけるベンチャー事業への出資を明らかにしたばかり。公式ツイッターの肩書きも、

「Entrepreneur, Angel Investor , Educator(起業家、エンジェル投資家、教育家)」

だ。こうした二足のわらじ、いや四足のわらじを揶揄されることも多いようだが、本田さんは24日、こう反論ツイートしている。

「ビジネスや社会貢献活動を本気で取り組むと、本業に集中しろ、サッカー以外のスキルがないくせに、胡散臭いという批判を受ける。
その度に『よしよし、まだ未開拓地ってことやな。めっちゃスゲー宝を見つけたる!』って気分になる。
コロンブスもこんな気分やったんかな」
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