アイドルめぐる熱弁から一転 枝野代表、UFO襲来問題には冷淡

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   立憲民主党の枝野幸男代表は2018年3月1日に開いた定例会見で、同党の逢坂誠二衆院議員が質問主意書で取り上げた未確認飛行物体(UFO)の話題について、「コメントする立場にはありません」と突き放した。

   初回の定例会見では乃木坂46の生駒里奈さん(22)やAKB48の渡辺麻友さん(23)のグループ卒業に関する質問に対して熱心に持論を展開した枝野氏だが、UFOについての関心は薄かったようだ。

  • 記者会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表
    記者会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表
  • 記者会見に臨む立憲民主党の枝野幸男代表

菅官房長官は「政府の立場の会見ですからお答えは控えます」

   逢坂氏の質問主意書は、米ニューズウィーク誌が

「米国防総省に、未確認飛行物体(UFO)と地球外生命を調査する極秘のプログラムが存在したことがわかった。米軍兵士の目撃情報も明らかになった」

などと報じたことを踏まえて、

「地球外から飛来してきたと思われる飛行物体の攻撃を受けた場合、存立危機事態として認定される可能性は排除されないという理解でよいか」

と政府の対応を質す内容。

   政府が2月27日に閣議決定した答弁書では、UFOについて「存在を確認したことはない」とした上で、日本に飛来した場合の対応については「特段の検討を行っていない」とする内容だった。

   菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で、答弁書の内容を繰り返しながら、UFOの存在を信じるかどうかについての質問には、苦笑いしながら

「...どうなんでしょう。政府の立場の会見ですからお答えは控えます」

と応じた。

   さらに冷淡だったのが枝野氏だ。政府の答弁への評価や、UFOが襲来するリスクに関する質問が会見の終盤で出たが、

「質問主意書については、それぞれ党の方針には反しない範囲で、それぞれの議員の関心の中で、個々の議員の責任と判断でなされているので、コメントする立場にはありません」

と、淡々と答えるにとどめた。

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