「『また福岡の人が福岡の話始めたよ』ってならないですか?大丈夫ですか?」
記者会見では「福岡率」の高さが際立った。登壇した華丸さん、富田さん、監督の江口カンさん(50)は福岡出身。質疑応答でも、最初に西日本新聞(福岡市)の記者が
「劇場版では、福岡県民にとっては懐かしい平和台(編注:福岡ドーム完成までダイエーホークスが本拠地として利用。1997年閉鎖)のシーンが出てくる」
などとして平和台球場や、平和台を本拠地にしていた西鉄ライオンズ(1951~72年)の思い出を質問したのに続いて、J-CASTニュースの記者が福岡市出身だと明かした上で「あさイチ」の件を質問した。さらに1人挟んで4番目に質問したフジテレビの記者も「福岡出身です」。
映画は19年1月に全国の映画館で上映予定だが、華丸さんは「福岡率」の高さに「東京の人たちに知って欲しいんですけどね」と困惑気味だった。富田さんは
「福岡ば知っとー(福岡を知っている)人から伝えたもらった方が...」
とフォローを試みたが、やはり
「『また福岡の人が福岡の話始めたよ』ってならないですか?大丈夫ですか?」
と心配は尽きない様子だった。