「バカマツタケ」の人工栽培に初成功

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   奈良県森林技術センターは2018年2月27日、マツタケ近縁種の「バカマツタケ」(正式和名)の人工栽培に全国で初めて成功したと発表した。

   公式サイトに掲載された発表文によると、人工的に林内でバカマツタケ菌を増殖させ、きのこを発生させることに成功。今年1月19日には特許を出願した。今後は栽培技術を確立し、県内のきのこ生産者に技術を普及したいとしている。

   バカマツタケはマツタケとほぼ同じ見た目と食味だが、香りはより強い。松林に生えるマツタケと異なり、広葉樹の根に菌根を形成する。

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