「れんちゃん見てる?」 カーリング女子が銅メダル直後に呼んだ本人に話を聞いた

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出会いのきっかけは本橋麻里

   LS北見との出会いはおよそ6年前。本橋麻里が大森さんのもとで腰痛のリハビリをしていた縁で、チームを見てほしいと依頼があった。本橋は当初、「選手たちはフィジカルトレーニングの意識が低くて難しい部分もあり、鍛えてほしい」という旨の話をしており、そこから大森さんと鈴木さんがチームのトレーナーとして指導することになった。

   LS北見の選手たちは「人懐っこい」という。鈴木さんはこう話す。

「オン・オフの切り替えが上手で、トレーニングはものすごく真面目に取り組み、一方で休憩時間は平昌五輪で見られたような明るい雰囲気ですね。うちのクラブ会員の方々からも声をかけられて、仲良く会話しています。だから地元の方々に愛されるのだろうと思います」

   チームのスキップとして特に注目を集めた藤沢について、こんな一面も語っている。

「藤沢選手はトレーニングが大好きですね。筋トレも好きで、提供したメニュー以外でも自分でいろいろ調べたり考えたりしながら取り組んでいます。お弁当を持ってきて夕方までトレーニングしている日もありました」

   選手専用メニューを組んでおり、カーリング特有のトレーニングもあれば、基礎的なものもある。「下半身・上半身・体幹も使う競技で、心肺持久力も必要です。全体的に鍛えていかないと強化できません」と、さまざまなトレーニングを取り入れた。1回1~2時間のメニューをシーズン中は週2~3日、オフの期間はほぼ毎日こなす。

   チームトレーナーとなって約6年。五輪の表彰台に立った選手たちへのメッセージを聞いた。

「つらい時期も乗り越えた結果の銅メダル、おめでとうございます。そして感動させていただきました。本当にありがとうという気持ちです」
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