JTが「加熱式」で大勝負 「シェア4割」宣言の本気度

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減少続く「たばこの国内総需要」

   もっとも、仮にプルーム・テックが軌道に乗ったとしても、紙巻きの減少を完全には補えない。2017年のたばこの国内総需要は1514億本と前年比224億本(12.9%)も減っている。JTの販売数量も929億本と、133億本(12.5%)の減。18年は17年に比べ16~17%程度と、さらにすさまじい勢いで減る見通しで、国内たばこ事業は営業減益になる見込みだ。

   紙巻きから加熱式への切り替えを促すことができるかが勝敗を分ける。新製品の出来映えが問われることになる。

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