新元号は「羽生」がいい!? ツイッターで拡散、「アリ」続々

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   平成が2019年に終わることが決まり、人々の間では次の元号についての大喜利が繰り広げられているが、その中でも特に人気のある2文字が「羽生」のようだ。

   名前の読み方は異なるものの、近年の将棋の羽生善治竜王と男子フィギュアの羽生結弦選手の2人のめざましい活躍に、その名前を新元号にすることは「アリ」ではないか、という声が相次いでいるのだ。

  • 新元号は「羽生」がいいとの声多数(画像はイメージ)
    新元号は「羽生」がいいとの声多数(画像はイメージ)
  • 新元号は「羽生」がいいとの声多数(画像はイメージ)

「生活に深く根ざす」の条件はクリア?

   新元号を巡っては、安倍晋三首相は1月、「日本人の生活に根ざすもの」と発言している。こうしたポイントも踏まえ、ツイッターでは、

「新元号『生活に深く根ざすもの』なの??『白米』とかかな??」
「懲役とかにしてもらって懲役2年みたいなカレンダー見たい」
「中国起原で、二文字で、日本の生活に深く根ざしたものを考えた結果、新元号は『拉麺』」しかないという結論に至りました」
「首相いわく新元号は『親しみのあるもの』らしいので『西暦』一択だと思う」

など大喜利状態が続いている。

   そうした中、17年には羽生善治竜王が竜王戦を16年ぶりに制して永世竜王となると同時に、史上初となる永世7冠を獲得。また、史上最高得点の保持者であり、18年の平昌冬季五輪では66年ぶりとなる連覇を成し遂げた男子フィギュアの羽生結弦選手という2人の「羽生」の活躍を受けて、ツイッターには同時多発的に「新元号は羽生」という投稿が現れた。

   漢字表記は羽生竜王の場合は「はぶ」、羽生選手の場合は「はにゅう」と読みは異なるが、2人の「羽生」はその活躍が逐一報じられ、前述の「生活に根ざす」の条件を満たすためか、

「新元号は羽生でよくね?って言ってるの聞いて ありありのありだなって思った」
「平成終わるのやだけど 新元号羽生なら喜んで受け入れるってか羽生○○年生まれって名乗るために生まれなおしたい」
「新元号 ・国民に広く根ざしたもの ・国の希望となるもの ・小学生でも読み書きできるくらいの簡単さ ・二文字 『羽生』」
「新元号『羽生』ならもう1人産みたいかもな」
「新元号、羽生でもイイわw 日本でスゲーの二人も出とるし」

といった反応が寄せられている。Yahoo!リアルタイム検索を「羽生 元号」で検索すると、羽生選手が金メダルを獲得した17日以降、4000件近くのツイートがヒットする。

問題は頭文字「H」

   しかしながら、とある条件から、「羽生」が新元号となるのは難しいのではないかという指摘もある。それが頭文字問題だ。

   元号を使っての表記は、漢字以外にも読み方の頭文字のアルファベットを取り「S○年(昭和)」「H○年(平成)」といった表記もあるため、

「こういうこと言うと冗談通じない人みたいでダサイけど、新元号を羽生にしたら平成の H と同じになるのでちょっと無理かなと思う」
「新元号『羽生』はロマンあるけどどっちの読み方でも平成とイニシャルかぶるし読み方で揉めるのが残念すなあ」

と、現在の元号である「平成」と頭文字が「H」で被るため難しいのではないか、という意見も見られた。

   こうして盛り上がりを見せる「新元号」の大喜利だが、実際の発表は18年末以降になる考えを政府が示している。

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