獣医「(靴下で)体調を崩すことは考えづらい」
こうした批判の声には投稿者の女子中学生も反応。2月19日のツイッターで、まず「寒いと思い履かせてあげたのですが.嫌がってしまったのでこれ以来履かせていません」と説明した。
その上で投稿者は、一部ユーザーから「動画を撮影するために何回も猫に靴下をはかせたのではないか」といった趣旨の疑問が出ていることについて、
「飼い主として1度嫌がった事を何度もやろうと思いません。初体験は動画に撮るようにしてます。そもそも本当に履かせたら虐待になるのであれば猫用の靴下など売ってないはずでは」
と反論していた。
そのほか、今回の動画が批判されたことに違和感を訴えるユーザーも少なくなく、ツイッターには「飼い主として猫を思って靴下を履かせたのであれば問題ない」「ただ靴下の脱ぎ方が可愛かったから動画載せたぐらいのことでしょ?」といった意見も目立つ。
なお、猫専門の動物病院「猫の病院シュシュ」(東京都江戸川区)の藤沼淳也院長は22日、J-CASTニュースの取材に対し、猫に靴下をはかせることについて、
「とくにダメというわけではありません。猫の健康上大きな問題があるわけではなく、靴下によって体調を崩すことも考えづらいです」
と説明。ただ、藤沼院長は「猫にとって足の周りに何かあるというのが気分的に良くないことは確かです」とも補足。「もちろん個体差はありますが」と前置きした上で、
「猫が靴下を嫌がるようであれば、強制的にずっとはかせ続けることは避けた方がいいと思います」
と話していた。