「肝心のスウェーデンほったらかしで合意とか意味ねえ」
センターはメディアに対しこの問題に対する見解を公表。日本で刊行された書籍に「『フィンランドにあるムーミン谷』との原作者のコメントとしての記述が見られる」。そして、アニメのキャラクターの使用はしたが、教科書に書かれている言語区分の知識があればアニメを知らなかったとしても正解を導けるように作られた問題である、とし、
「地理Bの知識・思考力を問う問題としては支障がなかった」
と主張した。
そうした中で今回の外相会談の、
「ムーミンは一人一人の心の中にいる」
という「問題決着宣言」の記事である。
ネット上では、「外交で決着つけるようなことか?」などといった疑問の声が上がる中、
「えっ、じゃあ回答なしの全員正解で、採点やり直しだろ。となると、合否もひっくり返るぞw」
「何も解決してねぇよw ムーミンが問題なわけねぇじゃん。問題が問題なんだから」
「ムーミンの出身地知ってたら正解が無いって糞問題。知らなかったら消去法で答えられるって、問題としておかしいだろ」
などといった書き込みが掲示板に出た。また、
「肝心のスウェーデンほったらかしでフィンランドと合意とか、意味ねーだろ」
という意見もあった。
J-CASTニュースは22日、センターに対し今回の外相会談で「ムーミン問題が決着」と各新聞が書いているが、これにより何かアクションをするのか、と質問したところ、
「これまでの見解に変わりはありません」
ということだった。