「コーヒーがない!」女性客が大暴れ... 中央線遅延トラブルの一部始終目撃談

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「コーヒーが飲みたかった」と叫び出した

   現場の詳細な状況について、今回のトラブルが発生した車両に乗っていたという30代の女性会社員がJ-CASTニュースの取材に応じた。彼女によれば、ネット上で拡散している「『コーヒーがない』として暴れた」という情報は事実だという。

   現場を目撃したこの女性によれば、西荻窪駅に到着する直前の8時30分頃、女性専用車両の1号車の2ドア付近で電話をしていたマスク姿の女性が、

「コーヒーが飲みたかった」
「コーヒー飲むの知ってるのに何でないんだ」
「抹茶なんて飲みたくないんだ」

などと、いきなり大声で叫び出したのだという。

   マスク姿の女性は、電車が西荻窪駅に到着した後も大声で叫び続けていたため、異変に気付いた運転手が発車を停止。問題の車両には駅員が駆けつけ、叫び声を上げた女性に一度電車から降りるように求めたが、当人は「うるせー、さわるな」などと拒否し続けたという。

   その後、警察官が現場に到着しても、マスク姿の女性は降車を拒み続けた。警察官が静かにするように注意すると、女性は周囲を見渡し「誰か席を譲れ、譲ったら静かにする」などと訴えたという。

   しかし、周囲の乗客は一切反応せず。現場を目撃した女性は、「(マスク姿の女性に対し)周りもどう接していいのか、また接すると攻撃されるのではないかと警戒していて、誰もその方と関わってませんでした」と振り返っていた。

   結局、マスク姿の女性が落ち着きを取り戻したため、列車は運転を再開。その後、女性は西荻窪から3駅先の高円寺で降車。目撃者の女性がその旨を運転手に伝え、車内は落ち着きを取り戻したとのことだった。

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